株式会社ポケモン・『Ingress』を手掛けるNiantic Labs・そして任天堂株式会社の3社によって開発されたスマホゲーム「Pokemon GO(以下、ポケモンGO)」。
位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり・交換したり・バトルするといった体験をすることができるこのゲーム。先日、portfolioでもアメリカなど3カ国での配信をお伝えしましたが、7月20日現在、北米・ヨーロッパ諸国を中心に30カ国以上の国で配信がスタートしています。
▶スマホ×ARで街中にピカチュウが!?アメリカで社会現象の「ポケモンGO」って何?
世界中を熱狂の渦に巻き込んでいるポケモンGO。各地でゲームに熱中する人々の姿が入ってきました。
アメリカ・インディアナでは夜の公園で…
まずはアメリカ・インディアナ州のとある公園。ここにはどうやら、ポケモンを対戦させることができる「ジム」と呼ばれるポイントが設置されているようです。自分が捕まえたポケモンたちを戦わせようと、夜にも関わらず若者たちがスマホ片手に集まる姿が見られました。暗闇に数人が集まって、顔をスマホの光に照らされる様子は、なんだかちょっと異様な景色です。
アメリカ・ニューヨークでは「ポケモンGO」で集客?
アメリカ・ニューヨークにあるピザ屋さん。普通ならお客さんが目的とするのは、店主自慢のピザ…のはずなのですが、店先の立て看板には「ポケモン」の文字。こちらのお店は偶然、ポケモンを捕まえる際に必要なモンスターボールなどのアイテムが手に入る「ポケストップ」と呼ばれるポイントに設定されていて、それに気づいた店主は「ポケモンGO」を売りにしはじめたそう。
女性のお客さんの右手にはスマホ、左手にはピザ。一見不思議なちょっと忙しそうな光景ですが、店主もお客さんに恵まれて、スマホ片手に満面の笑みです。
ロシア・シベリアでも街中にポケモンが出現
こちらも既に配信中のロシア。ノヴォシビルスクという国内3位の人口を誇る、シベリアの中心都市にもポケモンが出現しています。家族が仲睦まじく歩いているとなりにスリープ(ポケモン)。この並びは、ARモード搭載のポケモンGOでしか見られない画ですよね。この並びもたまらない…というよりどうしても可愛らしい猫の方に目が行ってしまいますが、オニスズメ(ポケモン)が逃げないうちに捕まえなくてはいけません。
そして再び街中を見てみると、若者たちが集まり、捕まえたポケモンたちを自慢し合っています。友達と競い合って楽しめるのもこのゲームの楽しいところ。そのうち、ユーザー同士でポケモンを交換することができるようになったりもするのでしょうか…?
「場所とマナーを考えて」熱中しすぎには要注意!
世界で熱狂のポケモンGO。ゲームの性質ゆえに「ここでしか捕まえられないかも」「今捕まえなきゃ」とついつい立ち止まってしまう人や立ち入り禁止の場所に入り込む人などが多く見られている印象です。
こちらはフランス・パリの様子。リュクサンブール公園でもポケモンGOユーザーが集結しています
アメリカの電光掲示板には「運転中にポケモンをしない」よう注意喚起…日本では運転中のスマホ操作は"道路交通法違反"です
「楽しいゲームだからこそ、安全に、ルールを守って」世界各国の様子を見て、配信前の日本ではSNS上を中心にそんな声が発信されています。「7月末までに配信」というNianticのCEOの言葉通りとなれば、少なくとも約10日以内には日本でも配信されているであろうポケモンGO。世界中の人たちの楽しむ姿を見ると、本当に待ちきれなくなってしまいそうです…!