Facebookが2018年5月2日(日本時間)にアメリカを始め日本など世界23カ国で発売を開始して話題となったスタンドアローン型VRヘッドセット「Oculus Go」。
スマホやPCを使わずにVRコンテンツが楽しめるヘッドセットで、その手軽さや破格の安さでVRのさらなる普及に期待されています。VRネタには関心の高い!?PORTFOLIO編集部も、さっそく取り寄せてOculus Goの可能性を探るべく実際に体験してみました!

さっそく開封!

コンパクトなOculus Goの箱

箱の中身 必要なものがスッキリとまとめられています


内容物

  • Oculus Goヘッドセット本体
  • Oculus Goコントローラー
  • グラススペーサー(眼鏡スペーサー)
  • マイクロファイバー製クリーニングクロス
  • コントローラーストラップ
  • 健康および安全に関するガイド
  • USB充電コード
  • 単3電池(1本)

日本向けの製品にはACアダプターが付属していません。Oculus Goの充電には、同梱のUSB 2.0 Micro-Bケーブルと、以下の仕様を満たすUSBアダプターが必要とのことです。

  • 10W (5V 2A) AC USBアダプター
  • IEC/EN 60950-1 規格で、入力: 100-240 Vac/0.35 A、出力: 5 Vdc、最大2 A、二重絶縁、LPS出力もしくは同等の性能を持つもの

Oculus Go VRヘッドセット本体

Oculus Goのセットアップには専用スマートフォンアプリが必要です

セットアップには専用のアプリ「Oculus」を使用し、Bluetoothで接続して行います。Oculusアプリ(iOS版)/Oculusアプリ(Android版)

Oculus Goの魅力は破格の安さとその映像体験!?

さっそくOculus GoでVR専用のコンテンツを体験!まず、360度の満点の星空を体験できるプラネタリウムソフト「ホームスターVR」をプレイ。空一面に広がる綺麗な星空を体験できます。一つ気になったのは、鼻とヘッドセットの間に隙間ができるため、外光が気になる場合があります。このようなアプリを楽しむ場合は暗い部屋で楽しむとより没入感を得ることが出来ると感じました。

また、VR専用コンテンツがなくても標準でインターネットブラウザが利用できます。これでYouTubeやAmazon Prime Videoなどが楽しめました。もちろん、アプリとしてOculus Goに最適化されているNetflixではより細かな設定ができるため、映像コンテンツを余すこと無く体験できます。

VR専用コンテンツ以外にもブラウザを使ってYoutubeなども楽しめるのは魅力的

ヘッドセット自体の装着感が良く、どんな姿勢でもスクリーンの位置を見やすいように調整できるため、ベッドなどに仰向けになった状態でも目の前に映画館並の巨大なスクリーンが広がり、映画やドラマを楽しむことができたのは個人的に非常におすすめしたいOculus Goの楽しみ方だと思います。

これまでさまざまなガジェットで経験してきたVR体験ですが、スマ―トフォンを使用しないことや、ヘッドセットの装着感の良さも手伝い長時間の使用に対しても疲労感が少なく感じます。

ただ、ネットサーフィンは快適でしたが現時点では検索ボックスなどに日本語での入力ができなかったので注意が必要です。

スタンドアローン型VRヘッドセット「Oculus Go」でどこでも気軽に映画館気分!

ヘッドセットの装着感が良く、違和感なく楽しめました

手元のコントローラーを使ってのネットサーフィンが快適だったのは意外でした

音響面ではスピーカーがヘッドセットに組み込まれているため、ヘッドフォンつけなくてもとてつもない臨場感を得ることができます。もちろん3.5mmのオーディオジャックも装備されているのでヘッドフォンをつけることも可能です。

視力が悪い方もご安心を。眼鏡のまま快適に装着できるようデザインされていますし、ヘッドセットに簡単に挿入できる快適な度付きレンズ(VirtuClear度付きレンズ)をFramesDirect.comから購入することもできます。

この価格でこの品質のVR体験ができるというのは驚くべきことかもしれません。まだVRを未体験の方であればぜひおすすめしたいデバイスのひとつです。

Oculus Go 公式サイト

 

Oculus Goの購入方法と価格

Oculus Goは公式サイトから購入することが出来ます。価格はメモリサイズが32GB版は23,800円、64GB版が29,800円で販売されています。(送料・税込)決済方法はクレジットカードまたはPayPalのみとなっています。

Oculus Go メモリサイズ32GB 23,800円
Oculus Go メモリサイズ64GB 29,800円

公式サイトでは各デバイスのコンテンツ容量の目安として、64GB版はHD映画7本、ゲーム20本、アプリ40本が、32GB版ではHD映画3本、ゲーム10本、アプリ20本が保存できるそうです。

仕様

機種名 Oculus Go
容量 32GB /64GB 
価格 23,800円(32GB)/29,800円(64GB)    送料,税込
サイズ 190×105×115ミリ
重量 468グラム
プロセッサ Snapdragon 821
解像度 2560×1440 5.5インチWQHD液晶パネル 538ppi
内容物 VRヘッドセット
コントローラー
コントローラー用ストラップ
眼鏡スペーサー
USBケーブル
単三電池
レンズクロス

※日本向けには電源アダプターが付属していません。機器を充電する際には10W(5V 2A)ACアダプターが必要となります。