高速道路などを走っている時に、富士山が見えただけでいい気分になったことはないでしょうか。
TOPの写真は、東名高速道路富士インターから車で10分程のところにある、地元では有名な富士山と桜(そめいよしの)のスポットです。
日本各地で富士山を愛する人々が、地元の山を富士山に見立てて「○○富士」と呼び親しんでいますが、今回はそんな日本全国の「おらが富士」の一部を紹介いたします。
1.讃岐富士
「讃岐富士」として有名な香川県の飯野山は、平日でも多くの老若男女の登山者が訪れる人気スポットです。この地方に伝わる巨人「おじょも」にまつわる伝説が多く残っているといわれています。
2.日光富士
「日光富士」、「下野富士」とも呼ばれる男体山は日光の中禅寺湖と切っても切れない関係で、地元の方のみならず観光客にも親しまれています。中禅寺湖から眺める景色は、富士五湖から見る富士山にとてもよく似ています。
3.洞内富士
山口県秋芳洞の広庭(洞内富士)は、残念ながら登ることはできません。天井を雲に見立て、てっぺんが雲に突っ込んだように見える、秋吉洞内最大の石筍(鍾乳洞(しょうにゅうどう)の床に、石灰質を含んだ水がしたたり落ちて固まり積もって、たけのこ状になったもの)と言われています。
4.薩摩富士
鹿児島県薩摩半島の南端に位置する「薩摩富士」は皆さんもよくご存知の開聞岳や砂蒸温泉で有名な指宿市にあります。周辺に他の山がないこともあり、南薩地区のどこからも見ることができるそうです。
5.南部富士
岩手県の最高峰、「南部富士(岩手山)」は、石川啄木も愛したと言われています。山頂は360度のパノラマを楽しむことができ、夏には、全国から多くの登山者が訪れる人気のスポットです。
6.会津富士
「会津富士」と呼ばれている磐梯山は、南側を表磐梯と呼び、北側を裏磐梯と呼ぶ特徴のある山です。裏磐梯は、山体崩壊の後が多く、荒々しい形をしていますが、表磐梯は、形の整った穏やかな表情をしています。
7.近江富士
一般的には「近江富士」として知られている、滋賀県の三上山。山頂まで1時間程度で上ることができ、危ない場所には階段や手すりなども設置されているお手軽な登山コースとしても人気です。
8.秋田富士
秋田と山形の県境にある鳥海山は、秋田県側では「秋田富士」、山形県側では「出羽富士」と呼ばれています。写真の秋田県桑ノ木台湿原は、雄大な鳥海山を見ながらトレッキングが楽しめるスポットです。
9.蝦夷富士
北海道にはいくつかの「おらが富士」がありますが、「蝦夷富士(羊蹄山)」のシルエットは、まさに富士山に見間違うそっくりさです。
10.諏訪富士
長野県八ヶ岳連邦の北端に位置する蓼科山は「諏訪富士」と呼ばれています。頂上部は大きな溶岩で覆われているため、樹林が育たず開けており、360度の展望ができる非常に人気の高い登山スポットです。
11.大潟富士
秋田県にある日本一低い山「大潟富士」は、頂上の海抜がなんと0m。湖を開拓してできた大潟村は、村全体がマイナスの海抜だそうで、大潟富士の山頂はちょうど海抜ゼロに製作されたとか。日本一なのに、普通の地図には、ほぼ載っていない、かわいそうな山でもあります。
まとめ
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