売れるストックフォトってどういう風に撮っているのか?どういうところに気をつけているのか?

今回は、弊社取り扱いのストックフォトブランド「apjt」制作ディレクターから、人物ライフスタイルのストック写真制作を約20年間行ってきた経験があるからこそ知っている、とても大切な7つのポイントを教えていただきました。

これからストックフォト撮影を予定しているフォトグラファーの方々に少しでもお役に立てていただければ嬉しく思います。

 

1. 憧れ感を演出する

憧れ感を演出する

こんな生活がしてみたいと思われる憧れ感を演出することが大切

ストックフォトの主な使用先は商品を売る為の広告媒体になります。「この商品を買えばこうなれる(かも)」と、購買意欲を上げるのが目的のイメージ写真に使われます。

すなわち写真にはそう感情移入してもらえる「憧れ感」が必要です。「こんな生活がしたい…」「こんな子供に育てたい…」「こんな関係になりたい…」「こんな仕事がしたい…」など

どんなテーマでも、手が届きそうな1つ上の憧れ感を写真に感じられるように演出して仕上げることが大切です。

 

2. とても重要な衣装選び

とても重要な衣装選び

トレンドを感じる衣装選びが肝心

衣装の選択は最重要と言ってよいほど大切です。今時感をおさえているか、テーマに合っているか、安物に見えないか、着せられてる感はないか…などのチェック項目は多々あります。

既存のストック作品で中高年の夫婦役の方々がファストファッションで全身コーディネートした感の写真をたまに見ることがあります。今の50代の多くの方々は、アニエスb.などセンスの良いブランドの洗礼を受けたお洒落な世代です。安直な衣装では写真を見たその世代の消費者に感情移入してもらいにくくなります。

無理矢理に高級感を出す必要はありませんが、良質でトレンドを感じさせる衣装への注力は必要と言えます。そして撮影シーンを変えるタイミングで衣装チェンジをし、変化をつけていくとバージョンが増えて効率的です。

 

3. 背景の空間を広く見せる

背景の空間を広く見せる

背景空間を広く見せるためボケを活かす

衣装やヘアスタイルと同様に、ロケ場所(映り込む背景)もとても大事な要素です。テーマに合っているか、整理されているか、古くさくないか、暗くないか…などのチェックと共に、「いかに広い空間に見せるか」が 大切になります。狭い空間に感じると見る側の「憧れ感」は遠ざかります。

被写体を背景の壁からできるだけ離して奥行きをつけたり、レンズを開けてボケを活かすなど、空間の広さを演出することが大切です。

 

4. レンズの質が大事!複数アングルの同時撮影が理想

複数のアングル

複数アングルを同時に押えることで、写真のイメージが変化する

カメラ本体の性能よりも、仕上がりの良し悪しはレンズの品質で決まります。自身もレンズの選択には最大限の注力をしています。また、フォトグラファーは複数いると良い結果が出やすくなります。テレビ局のカメラと同様に、瞬間の良さを複数のアングルで同時におさえる事がストックフォトでは重要となります。

 

5. 撮影時のモデルへの指示

モデルへの指示

指示は極力少なく、自然体に

ひと昔前のストックフォトはいわゆる「やらせ」の写真でも売れることもありましたが、今は時代が変わりました。使用者側の求める質は上がっており、「やらせている感」が出ている写真の売上は少なくなっています。今は自然に見えて臨場感を感じる 「活きた写真」が多く求められるようになりました。

撮影時はモデルさんが能動的に動いてくれる目的を与え、細かに指示を出さずとも多くのシャッターチャンスを作りだす工夫が大切です。

また、写真を見る側に気持ちが最も伝わるのは表情です。不慣れなモデルさんは指示が多いとその指示に合わせようとし表情がこわばります。その人の素の魅力を最大限に引き出し、イキイキした「活きた表情」にする為にも、可能なかぎり指示を少なくし、自ら進んで行動して もらえる工夫を事前に考えておくことが大切です。

 

6. 求めてれているニーズの理解

ニーズの理解

近年ニーズが増加しているグローバル企業イメージを取り入れた例

ヒットする広告向け写真の制作は、使用する側(ニーズ)が何を求めているかを理解することが大切です。既存のストック写真を見て似た写真を生産するのではなく、写真を多く使用する業種の媒体を収集し、そこから見えてくる「消費者に伝えたいこと」のポイントをおさえて撮影することで、オリジナリティ性に富み、需要の高い写真となっていきます。

 

7. レタッチ

レタッチ

撮影時に照明を使わずレタッチでライティング効果を演出した例

ロゴ消しや肌修正、明暗だけでなく、商品価値を上げる為のレタッチ作業は非常に重要となります。人物、インテリア、背景など、パーツ別にレイヤー分けし、各々別に処理を行って最後に全体のバランスを取ることで印象が大きく変わります。

主役を引き立てるために各パーツを舞台演出感覚で調整することにより、更に好印象となる一枚に仕上げることができます。

 


 

いかがでしたでしょうか?

写真を見ただけでは伝わらない、ストックフォトならではの「こだわり」がたくさんあったかと思います。ストックフォトは、何も考えずに撮影したものが売れる可能性は非常に低く、様々な工夫が必要となってきます。

ストックフォトをご購入いただいている方、これからストックフォト業界に参入しようと考えられているフォトグラファーの方に、少しでもお役に立て「こだわり」が伝われば嬉しく思います。

 

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