5月18日公開の映画「ピーターラビット」。
作家ビアトリクス・ポターの絵本を長編映画化した本編では、世界中で愛されるうさぎ・ピーターのキュートなルックスはもちろん、「ちょいワル」ぶりを発揮するギャップが笑いを誘う、と早くも話題になっています。
今回は、物語の舞台となっているイギリス湖水地方の魅力を、美しいストックフォトでご紹介。ピーターラビットのモデルとなったあのウサギについてもご紹介します。
湖水地方の絶景
豊かな自然と美しい花々に囲まれたイギリスの湖水地方。イギリス北西部のウェストモーランド・カンバーランド郡・ランカシャー地方にまたがる地域に位置し、英国有数のリゾート地として知られています。
ウィンダミア湖畔のほとりに建つ家々。
湖と緑に囲まれた穏やかな風景は、絵本の世界そのものです。
映画では、絵本の世界観を重視して撮影されているので、ファンは必見です。
ボウネス・オン・ウィンダミアの街並み。
ここはレイククルーズなど、観光の拠点となる街です。
石積みの家が中世の面影をとどめています。
ヒル・トップは、ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターが晩年を過ごした2階建ての家。現在は、歴史的建築物の保護団体によって管理され、周辺には物語が書かれた当時のままの環境が残されています。絵本の中の建物がそのまま残っていたり、ピーターの仲間たちにも会える人気の観光スポットです。
モデルになったウサギは…?
ピーターラビットのモデルになったと言われているウサギの品種は、ポターがペットとして飼っていた耳の長い「アナウサギ」です。
日本ではネザーランド・ドワーフという品種がモデルと言われていますが、ネザーランド・ドワーフはポターの死後、1948年にイギリスに初めて輸入された品種で、物語がつくられた時期は存在していなかったので、商業目的でそのように言われるようになったようです。
こちらは同じアナウサギでも、日本の広島県大久野島に生息するアナウサギ。
瀬戸内海に位置する大久野島は「ウサギの島」として知られ、現在では約700羽近くのウサギがいるそう。
ウサギに会いたい方は、気軽に行けるこちらの島もお勧めです。
こんなリラックスしたアナウサギに会えるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでょうか。
ピーターラビットの生まれたイギリス湖水地方と、モデルとなったアナウサギについてご紹介しました。
映画の世界観にひたりたい!という方はイギリスへ、かわいいウサギと触れあいたい!という方は広島の大久野島へ、是非旅をしてみてくださいね。