ストックフォトの風景写真というと、有名観光地の絵葉書的な風景を想像されるかもしれません。

しかし、3年ほど前から続く「絶景ブーム」以降、いわゆる定番ではない新しい切り口の風景が求められるようになってきました。

旅行者がスマートフォンで撮った一枚がSNSをきっかけに反響を呼ぶなど、絶景と呼ばれる場所が次々と発見されています。

日本で最近話題を呼んだ「絶景」をいくつかの傾向とともにご紹介します。

 

1.外国人が再発見した絶景

海外メディアや外国人観光客のSNSをきっかけに逆輸入の形で日本で注目され、あらためて魅力に気づくことがあります。

 

「富士山とサクラと五重塔」(山梨県)
「富士山とサクラと五重塔」(山梨県) (c) HIDEAKI TANAKA/SEBUN PHOTO /amanaimages (作品番号:26121025317)

新倉山浅間公園から見た五重塔と富士山の競演が日本らしいと「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の表紙に。

 

「あしかがフラワーパークの藤の花のライトアップ」(栃木県)
「あしかがフラワーパークの藤の花のライトアップ」(栃木県) (c) HIDEKI NAWATE/SEBUN PHOTO /amanaimages (作品番号:01010014304)

映画「アバター」に出てくる”魂の木”にそっくりということで2014年CNNの「世界の夢の旅行先10選」に選出。

 

2.フォトジェニック!が観光資源に

もともと地元の人や写真愛好家には知られた絶景スポットが、一般の人に認知されていきました。

スマホでキレイな写真が撮れる時代、「撮って楽しい、自慢できる」場所というのも十分旅の目的になりますよね。

 

「十勝川河口の氷と日の出と海」(ジュエリーアイス/北海道)
「十勝川河口の氷と日の出と海」(ジュエリーアイス/北海道) (c) MASAAKI TANAKA/SEBUN PHOTO /amanaimages (作品番号:26120013086)

北海道の厳しい冬の終わり、十勝川の氷が砕けて溶けて、つるつるになって河口に溜まった神秘的な現象。

 

「ひたち海浜公園ネモフィラ」(茨城県)
「ひたち海浜公園ネモフィラ」(茨城県) (c) maja/a.collectionRF /amanaimages (作品番号:10234000720)

花畑の公園はたくさんありますが、「青一色」というのが意表をついていて独創的。

 

3.SNS発の奇跡の一枚が話題に

今までそれほど有名ではなかった場所が突然人気になる、いわゆる「バズる」ことがあります。

 

「モネの池」(岐阜県)
「モネの池」(岐阜県) (c) NOBUAKI SUMIDA/SEBUN PHOTO /amanaimages (作品番号:01801018715)

根道神社の脇にある透明度の高い湧水の池。スマホで撮ってもまるでモネの睡蓮のようになります。

 

「濃溝の滝」(千葉県)
「濃溝の滝」(千葉県) (c) HIROAKI OTSUBO/a.collectionRF /amanaimages (作品番号:10548006018)

「都心から1時間の秘境」と呼ばれる手軽さと、朝日の差し込む一瞬だけハートに見える可愛さに人が殺到。

 


 

アマナイメージズでは、常に話題の場所にアンテナを張り、プロの写真家の撮ったクオリティでこうした絶景の写真を取り揃えています。

広告に、カレンダーに、WEBサイトに使用することで、保守的になりがちな風景写真がインパクトのあるものに変わります。

日本の魅力を表現する新鮮で刺激的な一枚をお探しの際はぜひご利用ください。

 

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