写真がたくさんありすぎて、探しているイメージにたどり着けない?

伝えたいことは決まっているが、当てはまるビジュアルがみつからない―。
漠然と思い浮かんでいるイメージはあるけれど、ぴったりのビジュアルがなかなか探せない―。
納期との闘いの中、数億点の写真の中から、ピッタリくるものを探すのは時間をかけられる部分でもない。

とりわけ探しづらいビジュアルといえば?

コンセプトイメージ、と呼ぼう。ビジュアルからアイデアを具体化させたい、言葉の可視化をしたい。哲学を表現したい。そんな時に使う、抽象的な写真のことだ。

漠然とアタマにある、求めるイメージに早く辿り着くには?

探しにくい系のコンテンツマンパワーをかけるのもナンセンスだ本記事は、そんな悩みを抱えたデザイナー、プランナー、コピーライターの方に向け、アマナイメージズがお届けする『アイデア探し部屋』

フォトケース・アディクツ社(Photocaseのコンセプト系写真はこちら

文 :伊藤 章彦(アマナイメージズ『Portfolio by amanaimages』編集チーム Editor at Large)
写真:
en.joy.it / Photocase /amanaimages, spacejunkie / Photocase /amanaimages, Hindemitt / Photocase /amanaimages
manon le fay / Photocase /amanaimages, inkje / Photocase /amanaimages, bruzzomont / Photocase /amanaimages
erhebjc / Photocase /amanaimages, Tanzerin / Photocase /amanaimages, math1as / Photocase /amanaimages
andreas mang / Photocase /amanaimages, Puspe / Photocase /amanaimages, MauMyHaTa / Photocase /amanaimages
rcaucino / Photocase /amanaimages, s11 / Photocase /amanaimages, BeneA / Photocase /amanaimages, akileb / Photocase /amanaimages, saian / Photocase /amanaimages, Patty1971 / Photocase /amanaimages, AKI / amanaimages

分かりやすい説明として、例えばの写真。『出る杭は打たれる』という状態を表現することもできれば、『アタマひとつ飛び出していこう』というコピーにも使えるであろう。

 

次はこの写真。疲れて、少しまいっている様子を表すビジュアルとして使うこともできるだろうが、次の飛翔にむけて、静かに力をためている表現としても適している。

 

また、この写真は、打ち砕かれてしまった受け身の状態を表すこともできれば、中央に開いた穴の向こうに何かが見える、という能動的な表現にも使えるだろう。

同じ写真でも使い方次第でいろいろな表情に変わるもの

このように、組み合わせるコピーによって、おのずとビジュアルの見え方、捉え方も変わる。ビジュアルそれぞれがもつ表現の可能性はとても広く、コンセプトに合ったビジュアル探しが大変な作業であると言われる原因だ。

最強のフォトキュレーションパートナー

アマナイメージズの海外チームがチカラを入れたいと考えてきたコンセプトイメージ企画に快く協力してくれたのが、ドイツ・ベルリンに拠点を置くストックフォトエージェンシー「フォトケース・アディクツ社(Photocase Addicts GmbH)だ。社名にある『アディクツ』は中毒者の意味。写真やビジュアル表現が好きで好きで、う中毒状態です!という素晴らしいチームなのだ。

ディトマー・フローマン(Dittmar Frohmann)氏

フォトケース・アディクツ 代表のディトマー・フローマン(Dittmar Frohmann)氏。ベルリン出張中に初めて直接会い、意気投合し筆者を日曜に自宅へと招いてくれた。ラテを作って笑顔で出してくれる気さくな人。

元々は音楽レーベル運営、音楽誌への寄稿などもしていたディトマー。テクノ・ハウス(Techno/House)音楽大好きの我々ふたり、しばらく地下室でレコードと音響機材に囲まれて爆音を聴きながら過ごすことに

ディトマー(Dittmar)の眼力と思い

ストックフォト業界の歴史に長く携わってきた知見とこだわりのある彼の話は、表面的な『売れるもの論』では終わらない。溢れるほどのビジュアルをサイト上に並べることが顧客満足度向上につながるのか? それは否だ。

しかにたくさんあれば、顧客が求めるビジュアルはいつか見つかるであろう。だが、求めるビジュアルが具体的でない場合や、ビジュアルから新しいアイデアを膨らませたい時にはどうだろう。膨大な画像を根気よく見ていけるほどの時間は割けない。また、自分でも気が付かない様な可能性まで提案してくれるほど優れた検索機能もまだないー

アマナイメージズとディトマーの答え合わせ

顧客満足度を上げられる提案とは? ビジュアルのプロとして、顧客が気に入っていただけそうな作品を、つくろってお届けする。これ現在、我々がご提供できることだ。
独×日のプロフェッショナルが行うクロスセレクト。結局マンパワー頼みだが、「探すセンス」は、2023年現在、AIにはまだまだ及ばない。

アマナイメージズでは、これからもベルリンと東京でクロスセレクトした作品を追加していく予定だ。デザイナー、プランナー他ビジュアル表現でアイデアをお探しの際は、ぜひ以下のリンクを覗いてみていただきたい。

日本から購入できる、フォトケース・アディクツ社(Photocaseのコンセプト系写真はこちら

Photocase Addicts GmbH公式サイト
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記事で紹介したコンセプトイメージ写真は、報道、広告、出版、商品化などにお使いいただけます。お探しのイメージ検索など、お気軽にアマナイメージズカスタマーサポートまでお問い合わせください。

 

アマナイメージズカスタマーサポート
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