テーマは「写真を仕事にするために大切なこと」

『スクールガール・コンプレックス』『むすめと!ソラリーマン』などの代表作で知られる写真家・青山裕企氏(あおやまゆうき)を講師に迎え、クリエイター参加型のマーケットプレイスとして成長するamanaimages PLUSを運営する株式会社アマナイメージズが「写真を仕事にするために大切なこと」をテーマにセミナーを開催します。
写真を仕事にする手段としての「ストックフォト」を青山氏と共に理解を深めていただき、実際に販売にチャレンジしていただくことで、プロカメラマンへのスタートを切っていただく事ができるセミナーとなっています。

【参加者募集】青山裕企講師による撮影実習・セミナー ~みんなでつくる「スクールガール・コレクション」~

開催に先駆けて、講師の青山裕企氏にこの撮影セミナーへの想い、そして写真の仕事としてストックフォトに感じる魅力をお話いただきました。

――今回の撮影セミナーへ参加される方に学んでもらいたいものはなんですか?

こういうセミナーって、同じ状況、同じ時間、同じモデル、同じ場所で撮影するのでどうしても違いを出すのは難しかったりするんですけど、その中で自分らしい写真というのでしょうか、同じ状況だからこそ、人と違った表現をしやすい学びの場だと思うんですね。
そうすると、「同じ条件下で人と違う写真をどうやったら撮れるんだろう?」って考えていくと、その先で自分らしい写真、個性的な写真を目指しやすいので、ぜひ今まで撮ったことのないような写真を撮る機会にしてほしいなと思います。

それに、このセミナーはすごく“おいしい”セミナーだと思っています。僕は学生をテーマにずっと写真を撮っていて、スタジオで撮影することが多いので、こうした、“生きた”本当の学校で撮影できる機会はなかなか無いんですよね。

さらに学生の年代、または近い世代のモデルさんを複数撮れるし、なによりそれをストックフォトとして販売できるってなかなか無いですよね。
自分で作品を勝手に売るということとは全然違うので、このセミナーを受けない理由は無いですよね。

もし自分が、駆け出しの頃やお金にしたいと思っている時だったら、絶対に受けに行ってるセミナー内容ですね。これはものすごく良いチャンスだと思います。

――写真の仕事のひとつとしての選択肢に「ストックフォト」を取り入れる事についてどう思いますか?

ストックフォトは一昔前に比べたら手軽になっています。参加するためのハードルがすごく低くなっていますね。それは写真を誰でも撮れて気軽にアップできる時代になってきたからだと思います。ただ、簡単に参加できるからと言って、簡単に売れるかというと、そうではなく、すごく難易度が上がっている気もするんですね。

でも、大事なのは参加してみる、ということだと思います。写真の仕事をしていても、例えば広告にしても雑誌のグラビアにしても結果が分かりづらいんですよ、いい写真が撮れたといってもそれが結果に繋がっているかとか、売上が上がったとしてもタレントさんの力かもしれなし、自分の力なのかどうかわかりにくいんです。
ストックフォトっていうのはコツとかもあるんですけど、やっぱり結果がダイレクトに分かるじゃないですか。

ストックフォトは本当に売れるか売れないかで結果が分かるから、良い写真だとしても売れないのは「売れない」ていうことが結果なので、そういった意味では写真の仕事の厳しさを知るためにもいいかなと思っています。

はっきりいうと1枚でも売れたらすごく嬉しいと思います。僕が写真を始めたときは20年前の学生時代で、一番最初に写真が売れたのって自分が撮った写真を暗室でポストカードサイズの印画紙に焼いて、それを路上とか学園祭とかで売ってたんですよね。
そのポストカードが100円で売れたときの嬉しさっていうのは、今のどんな大きな仕事でも超えられないですね。

自分が撮った写真がダイレクトにお金に変わるってすごいですよね。コンビニでバイトすればお金はすぐに稼げるけど、自分が撮った作品がお金になるのは、それがいくらだとしても、その嬉しさは計り知れないですね。
たぶん、1回でも売れるともっと頑張ろうと思うけど、最初の0円が1円になるのは結構大変だと思うから、そこは頑張ってほしいなと思います。

撮影セミナーのモデルオーディションには多くの応募者が集まりました

――今後ストックフォトは写真家の青山さんから見てどうなっていくと思いますか?

安くなっていますよね、ストックフォトって。手軽に買えて使える時代になったけど、作品を販売する側としては単価が安くなったので大変だと思います。

その中でも、ストックフォトグラファーもなんでも撮ります、学生も家族も赤ちゃんも風景も撮るし、ではなくてニッチに狭いジャンルで極めて行ければ、まだまだ勝ち目はあると思っています。これは、ストックフォトに限らずすべてのフォトグラファーに言えることですね。実際、今回私も、女子学生撮るならということで講師として呼んでいただいたと思っています。

被写体を絞るときには、自分が撮りたいもの、好きなものが前提になります。そこにプラスしてストックフォトで売れるためのコツを吸収できれば、一気に売れるようになるかなと思います。そういったコツをお話できればいいと思います。

――参加を迷っている方へ

今回のセミナーはかなり盛りだくさんです。講義もあって、実際の学校とモデルを使った実践もあって、そんな中で、どこに価値を感じるかにもよりますが、ひとつでも価値を感じるのであればぜひ参加したほうが良いと思っています。

撮影の仕事って流れがあって、その流れを体感することが必要だと思います。まず勉強して、実際に撮影して、それを販売してお金に変える、という流れを学べる今回のような機会は、他にあまりないんじゃないかと思います。どれかひとつなら学べるとは思いますけど、すべてがまとまった講座というのは貴重ですね。そこに価値を感じていただけるとありがたいですし、受講料をストックフォトで返すくらいの気持ちで望んでほしいですね。

売れなかったとしてもかなりおトクなセミナーですね(笑)良いセミナーを考えていただいたと思います。ほんとに。講義にはいつも力を入れているので、そこから吸収できることもたくさんあると思います。ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。

セミナーは終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。


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