動画マーケティングでは、YouTubeが欠かせないサービスとなっています。それゆえ、各社がYouTubeに動画を上げているので、動画を見てもらうことが困難となっています。
せっかく制作した動画も、たくさんの人に見てもらいマーケティング効果を上げなければ意味がありません。そこで、今回はYouTubeを効果的に活用する方法をご紹介いたします。
魅力的なYouTubeチャンネルを作る
まずは、魅力的なYouTubeチャンネルを作りましょう。YouTube動画を自社のマーケティングでどういった立ち位置にするのか、目的を定めた動画を自社のチャンネルに揃えることが大切です。
オウンドメディアの一部として、ユーザーに自社サービスの理解を促進することが目的であれば、サービスの説明をするハウツー系動画を充実させることが重要です。
アーンドメディアの一部として、ファンの獲得や集客を目的とするのならば、自社サービスにギリギリ関係のある、おもしろ系動画をアップし多くの人の目に触れることが重要となります。
自社サイトでYouTube動画にどのような役割を持たせるのか決定し、その目的を達するような動画作成を心がけましょう。
ソーシャルメディアを最大限に活用する
YouTube動画を作ったら、ソーシャルメディアを活用し、拡散をはかりましょう。なるべく多くの人に見てもらうための工夫が必要で、クリックする人が多い時間帯に動画を上げることも考えなければいけません。一般的には、Facebookは平日の13:00〜16:00頃がよいといわれています。また、アップするときは1~2行ほど閲覧者の興味を引くようなコメントを載せるとより効果的です。ただ動画があるだけでは他と差別化が難しく、クリックをしてもらえません。
例えばSNSキャンペーンと連動した動画を作ることでシェアされやすくなります。大分の公式チャンネルでは、SNSの温泉キャンペーンと連動させた動画を盛り込むことでたくさんの視聴者を得ることに成功しています。
おんせん県おおいた公式YouTubeチャンネル
動画を効果的に埋め込む
製品サイトやブログを持っている場合は、そこに動画を埋め込むのも宣伝効果があります。静的で魅力が伝えにくいサイトでも、動画を使うことで活気が出てきます。もし、関連会社や協力会社などがある場合には、コーポレートサイトに動画を埋め込んでもらうのもよい方法です。
動画があれば他社にとってもサイトの魅力が増します。「埋め込みを許可する」をOKにしておけば、どんどん拡散してもらえますので、自社だけではなく、他社と協力しながら再生数を伸ばすことも考えましょう。
こちらのサイトには、デジタル一眼カメラ α(アルファ)のいろいろな使い方動画が掲載されており、サイトアクセスに貢献しています。
SONY「使い方動画」
最後に
動画をマーケティングに役立てようとするなら、作りっぱなしではなく、多くの人に見てもらえるよう工夫することが重要となります。
ポイントは、なるべく多くの視聴者に見てもらえるように気を配り、見てくれた人が「これはよい」と感じたときにすかさずシェアしてくれるようSNSを活用することです。まずはYouTubeチャンネルを作成し、自社の動画マーケティングを始めてみてはいかがでしょうか。