日本一の標高を誇る富士山。2013年には日本の信仰の対象と芸術として世界遺産にも登録され、日本人にとっては特別な存在として古くから親しまれています。
2018年の山開きももうすぐそこ!季節によって様々な表情を見せ、いつまでも私たちを魅了する富士山の絶景写真をまとめていますので是非ともご覧ください。
富士山
富士山の山頂は「浅間神社」の私有地でしたが、明治維新後国有化されていました。静岡、山梨両県の県境が画定されていない関係もありなかなか返還されていませんでしたが、2004年に無事浅間神社に譲渡されました。山梨側、静岡側どちらからみても美しい日本一の山ですね。
逆さ富士
波のない水面に映る「逆さの富士」は葛飾北斎の「富嶽三十六景」にも描かれているように昔から日本人に愛されています。現在では日本の千円札のデザインにも描かれています。こちらは写真家、「岡田紅陽」が本栖湖を撮影した「湖畔の春」という作品がモデルとなっています。
ダイヤモンド富士
太陽が富士山の山頂と重なったときに見られる「ダイヤモンド富士」。山頂付近がダイヤモンドのように輝く現象は、見る人を虜にする自然が生みだす芸術といえます。西側からは朝日を、東側からは夕日の「ダイヤモンド富士」を眺めることが出来ます。
赤富士・紅富士
山の地肌が朝焼けで赤く染まる様が「赤富士」、雪化粧された山肌の斜面が朝焼けや夕焼けで照らされ、紅色に染まる様を「紅富士」呼びます。葛飾北斎の「冨嶽三十六景」の中の「凱風快晴」は「赤富士」を描いた傑作として広く知られています。
彩雲(さいうん)
彩雲は、雲が太陽の彩光により虹のように鮮やかな色をまとう現象で、古来より吉兆とされていました。富士山に見られる特殊な現象というわけではないのですが、信仰の対象である富士山に彩雲がかかる様は神秘的な美しさで多くの人に親しまれています。
笠雲
富士山のような単独峰で見られる雲で、山の形に沿ってきれいな笠の形をした雲ができます。昔から「富士山が笠をかぶれば雨が降る」とよく言われていますが、低気圧や前線が日本列島に接近し暖かい空気が入ってくると発生するため、科学的に見ても天気が崩れる可能性が高いことがわかっています。
影富士
富士山の稜線がシルエットとして映し出される「影富士」。季節や時間、気象条件や場所すべてがしっかりと揃わないと見られない現象で、富士山の形の美しさ、神秘さが改めて強調される絶景となります。
その他
富士山に降った雨や雪解け水が流れている「柿田川」。環境省が選定した「名水百選」にも選ばれている美しい水のおかげで珍しい動植物が生息しています。
まとめ
富士山特集いかがでしたでしょうか?
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