9月17日(木)から20日(日)まで千葉の幕張メッセで開催された、
国内最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2015」。
特に、一般公開日の2日間はシルバーウィークの初めということもあり、
多くの人たちで会場は大盛り上がりでした!

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そんな東京ゲームショウの様子を取材してきましたので、
会場へ行くことのできなかった方にもぜひ雰囲気を味わっていただけたらと思います!
(19日(土)取材/プレス登録のもと入場・撮影を行っております)

■「東京ゲームショウ」とは

言わずと知れた、世界中からゲーム業界関係者が参加する日本最大級のゲーム展示会です。
ゲーム事業に関連したブースが幕張メッセのホールに所狭しと並びます。

今年ブースを出展したのは480の企業・団体。
そのうち、海外からの参加はなんと過半数の246。
実際にブースを見てみると、中国・韓国・台湾・東南アジア諸国など、アジア勢の出展の多さを感じました。
各ブースでは、大型モニターを設置してトークイベントやゲーム大会を催すなど大盛況。
ゲームの試技ができるブースには長蛇の列ができていました。

今年はシルバーウィークの初め2日間と重なったこともあり、
4日間の総来場者数は、なんと268,446人(主催者発表)。
これは、2013年に次ぐ歴代2位の記録だということです。

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会場はもの凄い人混みだったのですが、この数字を見ると思わず納得です…。

■試技希望者殺到!最注目「VR」とは

今回の東京ゲームショウ、最も注目されたといっても過言ではないのが「VR」。
VRとはヴァーチャルリアリティの略で、コンピュータなどによって作り出されたサイバースペースを
CGや音響効果などを利用して現実のように体験できる技術のこと。

頭に機器を装着して目元を覆う、この機械(ヘッドマウントディスプレイというそうです)をご覧いただければ
あぁ、これか!とお分かりいただけるのではないでしょうか。

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これを展示し、体験することができたのがPlayStation VRやOculus Riftのブース。
傍から見るとかなり不思議な光景なのですが
視界が遮られる上に、かなりリアリティあるCGを体験できるようで
必死に体を動かしながらゲームに熱中している人の姿が多く見られました。

筆者が傍から見ていて楽しそうだなーと思ったのは、「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project VR Tech DEMO」。
プレイヤーは初音ミクのバーチャルライブ会場の客席に。

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サイリウムの代わりにスティックを振りながら曲に合わせて盛り上がり、ライブ会場さながらの雰囲気を体感することができるんです。
事前予約をした方だけが味わえる、夢の体験だったようです。

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ちょっと先の未来を垣間見れた気がした瞬間でした。

「VR元年」とも言われる2015年。
ゲーム業界に、新たな衝撃や常識をもたらしてくれることは間違いなさそうです。